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ホームレス中学生

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麒麟・田村のせつな面白い貧乏生活がついに小説に!
中学生時代の田村少年が、ある日突然住む家を無くし、
近所の公園に一人住むようになる超リアルストーリー。
ダンボールで飢えを凌ぎ、ハトのエサであるパンくずを拾い集めた幼き日々から、
いつも遠くで見守ってくれていた母へ想いが詰まった、笑えて泣ける貧乏自叙伝。(アマゾン引用)


(感想)
田村さんの事はTVをあまり見ないので知りません。
本の題名が印象的で、いつか読んでみようと思っていたのですが
違う本を読んでいたので今になりました。

いくつか疑問点が残った本書でしたが笑いあり涙ありで
読んで良かったと思える本でした。

本の題名のホームレスというからにはもっと
どん底の生活をしていたのかと思っていたのですが
金銭的に辛そうな時もありましたが、全体的にはそうでもなかったようです。
でも本書は違う面で素晴らしいと思える本でした。

周りの大人達に優しい人そして金銭的にバックアップが出来る
余裕がある人がいたのは、本当に良かったと思う。
このご時世なかなか協力はしてあげたくても出来ない場合も
多いんじゃないかと思うし。

母親との親子愛が凄く良かった。

人というのは気持ちの持ちようで人生変わるという事を
思い出させてもらえるので、何かあった時に読むのに良いと思った。
そして今、幸せな生活を送れている人も、その幸せに気付く事が出来る本だと思う。





ネタばれ入ってます。






まず父親の「解散」には驚いた。
解散???父親が家族を解散させる?と。
一瞬笑ってしまったけれど、いやいやアカンやん。と思いなおした。
これって育児放棄よね。
そんな場合、ホームレスにならなくても、
子供が中学生だと受け入れてくれる施設があるのでは
ないのかと思うのだけれど、どうなんだろう?
そこが一番の疑問点。


田村さんの母親の行動が素晴らしい。無償の愛って
田村さんの母親みたいな行動の事をいうんだろうな。
なかなか子供達に、そのように接しようと思っても出来ない。
もっと心を広く持って優しくしてあげないと。と反省した。
そればかりでは無いだろうけどやっぱり
母親が子供にどれだけ愛情をそそぐかによって
子供の人格が出来上がるんだろうな。と思った。
田村さんみたいに万引きしようと思ったけれど母親の事を
思うと出来なかった。という言葉のように
悪い方に行こうとするとストッパーになり、
不安になると、褒めてもらった事を思いだし頑張れる。
亡くなったお母さんの事が大好きな田村さんは、
自分が褒められれば、そんな自分を育てたお母さんも褒められる事になると考え
その事を糧にして頑張って生きている。
最後の母親との思い出を書いている所は涙が出た。
「いつか、僕を見て周りの人が、僕ではなく、お母さんのことを
褒めてくれるような立派な人間を目指して。」で終わる。


母親とまた会って話しがしたいとずっと思い続けてる。こういう気持ちって
きっと死ぬまで持ち続けていくんだろうな。
私もバロンともう一度散歩に行って一緒に遊びたいとずっと思っている。


母親の死をなかなか受け入れられなかったのは凄く分かる。
そして大事な知人の死をきっかけに受け入れる事になる。
生きる希望が無くなり、他人の為に死にたいと考えている時に
先生からのあの手紙は本当嬉しかっただろうな。
人との繋がりはやっぱり大事で感謝の気持ちも忘れたら駄目だなと
当たり前の事なんだけれど再確認出来た。


「10キロの女の正体」面白かった(笑)