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私を離さないで

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(著)カズオ・イシグロ    (翻訳)土屋 雅雄


(内容)
優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。
生まれ育った施設ヘールシャムの親友トミーやルースも提供者だった。
キャシーは施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。
図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度…。
彼女の回想はヘールシャムの残酷な真実を明かしていく。
全読書人の魂を揺さぶる、ブッカー賞作家の新たなる代表作。(アマゾン引用)


(感想)
これまた凄い本を読んでしまった。
まさかこんな内容の本だとは思わなかった。
絶望感と切ない気持ちと悲しい気持ちが入り乱れている。
3日前に読み終わったけれど、まだ頭から離れない・・・
また読み直そうと思っている。

最初から最後まで静かな文章。
なのに、↑の内容の所にもある通り、魂を揺さぶられた。
読み終わった時は、放心状態だった。

最初は分からない事が多く、なんとなくそうかな~?と思いながら
話は進んで行く。
中盤で話が展開していってから、終わりまで一気に読んでしまって
すっかり寝不足です。
分からなかった所が分かった時は、頭をガツンと殴られたみたいだった。。。

描写が凄く細かいので、最初の方は少し退屈に思えた時もあったのですが、
今度はちゃんと心に焼き付けて読んでみたいと思った。

本書男性が書かれたなんて、ちょっとびっくりです。
途中で、本当に男性が書いたのよね?と著者名を見直しました。

ここからはネタバレ。
何も知らずに読んだ方が絶対良いので、読まれる方は見ないでネ。










全てを殆ど何もしないで受け入れるというのはどうなんだろう?
もしあの作戦が成功して命が延長になったとしても3年だし。
すぐに見つかったとしても、逃げ出すとか、
無駄に終わったとしても、皆で何か逃れる方法を見つけるとか何故しなかったんだろう。。。
そこがちょっと疑問に思ってしまった。

それと一言!ルース最初から性格悪すぎ。
最初から最後までイライラしてしまった。