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バッテリーⅠ~Ⅵ

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(著)あさの あつこ

有名な本ですね。映画にもなりドラマにもなっていますね!

物語は、孤高の天才ピッチャー・原田巧が、山間の小さな町に引っ越してくる場面から始まる。
新天地で待っていたのは、彼の才能を受け止めるキャッチャー・永倉豪との出会い。
2人はお互いの力を認め合い、バッテリーを組む決意をするが、進学した中学校の部活では、
監督が徹底管理の野球を強いていた。巧の才能と傲慢なまでの自信、
野球の醍醐味を追求する真摯な気持ちが、部員たちを少しずつ変えていく。

野球そのものというよりも、そこに関わる人びとの結びつきやつながり。
中心となるのはバッテリー2人の交流だが、その友人、家族の関係にもスポットが当てられる。
人物描写は、丁寧かつ秀逸。友情や努力といったわかりやすい部分だけでなく、
中学生という年代に特有な、優しさの中に残酷さを秘めた複雑な心情、
言いたいことを言葉にできないもどかしさを、深い部分まで掘り下げてみせる。

ひたすら最高のピッチャーになることを目指し、他人をふりまわし、傷つけ、
そうすることで自分をも損なう巧。そんな彼に、祖父・洋三は言う。
「支え合うとか助け合うとか、そんなかっこいいもんでもなくて、
人間に興味がないやつには、他人のことわかりたいとか、自分のこと伝えたいとか思わんやつに
野球はできんのじゃ」
バッテリーという一対一の濃密な関係を軸に、人と真摯に向き合うことの意味を問う。
(アマゾン引用)

(感想)
本当に人物描写が1人1人丁寧にかかれていて、
登場人物それぞれの言葉に、胸をぐさっとさされてような感じがしました。
途中、巧と豪のバッテリーがぎくしゃくし始めてからは、
私まで悩んでいる気持ちになりました。

父親は仕事ばかりであまり子供に感心無いみたいだし
母親は弟が病気の為、心の殆どが弟に向けられているし・・・
でもそれは不器用なだけで巧への愛は感じられました。
巧も分かってはいるけれど、寂しい思いをした事でしょう。
でもそれが当たり前になってしまって、
寂しい気持ちを閉じ込めてしまって巧自信も不器用に
なってしまったのかなあ。と感じました。
弟君が私の慰めでもありました。
でも巧の複雑な気持ちも分かります。
お爺ちゃんからも暖かいものが感じられ
とてもいい感じでした。

巧、1人だけを見るとすると、
巧強いですね。周りにも、こういう人っていますよね。
そういう人に限ってやっぱり成功するんですよね。
生まれ持った才能もあるのでしょうが、
でもそこには、やらなければならない事を、
毎日毎日コツコツ続けるという根気が必要ですね。
それが成果となって、またそれが自信に繋がっていく。
素晴らしいです。

話はとても良いのですが、ただ最後が拍子抜けしすぎました。
え?これで終わり。後は読者がそれぞれ考えろって事?
そりゃ無いでしょう。ここまであっという間に読んだのに・・・
これじゃ読んでないのと同じじゃないと思いました。
児童書なんだし最後までちゃんと書いてほしかったです。
こんな後味悪い本を読んだのは初めてかもしれません・・・